ワキガの人の下着対策

洗濯

ワキガの人は制汗剤などのニオイ対策以外にもやるべきことがあります。

それは下着の黄ばみ対策です。そもそも下着が黄ばむ原因は何でしょうか?

それは脇のアポクリン腺からはタンパク質、脂質、リポフスチンなど様々な物質がでています。この中でリポフスチンが下着につくことで脇に黄色いシミを作ります。

ワキガの人は脇のアポクリン汗腺が多いため色素成分のリポフスチンが多く分泌され通常の人よりも黄ばみやすくなります。

下着が黄ばむからといって必ずしもワキガというわけではありませんが、ワキガの人は黄ばみやすくなるといえます。

下着が黄ばむ原因は、このアポクリン汗腺のリポフスチンの可能性もありますが、なかには制汗剤の成分で黄ばむこともあります。

そのため何時頃から黄ばむようになったかを思い出して、その時期から制汗剤を使い始めた・以前の制汗剤から種類を変えたということがある場合は、制汗剤の可能性もあります。

黄ばみは洗濯で落とせる

下着は安いものであれば良いのですが、例えば女性物の下着や男性なら消臭下着(肌着)は金額も高いです。

そのため黄ばんだからといってすぐに捨てるのは非常に勿体無いといえます。

しかし、いちど黄ばんでしまったら洗濯機をまわしても色が落ちません。そこで以下では黄ばみを落とす洗濯方法を紹介します。

まず最初にやるのがお湯で洗うということ。水よりもお湯の方が洗浄効果が高まります。

漂白剤につけたけど黄ばみが落ちなかったという方は、漂白剤+お湯につけることで汚れが落ちやすくなります。

漂白剤につけるときには長時間つけないようにしましょう。色物であれば塩素系の漂白剤を使うと色落ちを防ぐことができます。

お湯+漂白剤でもダメなら皮脂が繊維に絡んでいる可能性もあります。そんなときには台所用洗剤をつけて柔らかい歯ブラシで軽くこすって落とします。

歯ブラシは柔らかいタイプの物を使い絶対に力を入れないようにしてください。汚れを浮き上がらせるだけのイメージOKです。その後はお湯と漂白剤に30分ほど浸け置き洗いをしていつものように洗濯機で洗います。

これでも汚れが落ちない場合は最終手段です。

漂白剤を下着に染みこませて、その上にティッシュをおきます。その後、ドライヤーを8~15秒あててを繰り返して汚れをティッシュに染み込ませる方法です。

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下着の黄ばみは未然に防止しよう

下着は一度黄ばんでしまうと上記のように面倒な作業が発生します。

何よりも良いのは黄ばみを防止すること。そのためにも可能な限り、その日に着た下着は当日中に洗うのがベストです。

また、塩素系漂白剤を使って毎日でなくても良いので、最低でも3回に1回ぐらいは塩素系漂白剤で洗いましょう。

忙しくて当日中に洗えないという場合は、脇の部分だけ洗うというのも黄ばみ防止にはおすすめです。

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